「青春のグラフィティコンサート2025」2025/1/13
今年、初めて「青春のグラフィティコンサート2025」に行ってきました。
1970年代から80年代前半に主流だったフォークソングが中心の
コンサートで、シニア世代に絶大な人気があるヒット曲が中心でした。
アーティストは、南こうせつ、武田鉄矢と海援隊、イルカ、杉田二郎、
年代が若い藤巻亮太(45才)、小堀勝啓さんの司会で始まりました。
南こうせつとイルカは、昨年末の紅白にも出場しその時のエピソードも
面白おかしく話してくれました。
武田鉄矢、南こうせつの軽快な会話、紅一点のイルカとこうせつの楽しい会話、
杉田二郎の最年長者らしい重みのある会話、軽快でありながら人生の教訓を
語っている会話にうなずき、笑い、拍手で包まれたコンサートでした。
来場者のほとんどは、アーティストが全盛期の青春時代を共に楽しんだ
年代層で、名古屋国際会議場 センチュリーホールは、杖を突いた方や
車いすの方も多く来場、満席状態、さながら敬老会のような雰囲気でした。
しかし、開演と共に、懐かしい曲が演奏されると会場は手拍子、手を振る人、
歌声で盛り上がり、武田鉄矢の映画「ローハイド」のテーマソングを捩った
「ろーがい(老害)」の曲をで会場が一挙に一体となりました。
青春時代に会場は変身しました。
現代のアーチストの歌は、ビジュアルが中心のように思われます。グループが
激しい踊りや振り付けで会場を盛り上げます。
この時代のアーティストは、フォークソングというジャンルかもしれないですが、
一つ一つの歌詞に深い意味があり教訓となり、歌に聞き入るような力を感じました。
私も、「神田川やなごり雪」を聞きながら東京の下宿時代の事を走馬灯のように
思い出していました。
最後にイルカが「人生はフルコース」私たちは「デザート世代」に入ったと
言う言葉になんだか納得して帰ってきました。
K&K