映画「ぼくが生きてる二つの世界」
先日久しぶりに映画を鑑賞にいきました。
誘われるまま題名も良く見ていなかったのですがたぶん眠くなるかなと
思って映画館に行きました。案の定、眠そうな題名でしたが
映画が始まると映画の内容やストーリーに引き込まれていきました。
少しだけ感じたことを紹介させていただきます。
題名
「ぼくが生きてる二つの世界」
原作:五十嵐大
主演 吉沢 亮さん 忍足亜希子さん 今井彰人さん
忍足亜希子さん、今井彰人さんは、ろう者の俳優さんで
いろいろな作品に出演されています。
物語は、原作者の五十嵐大さんの人生が表現されていたと思います。
あらすじは、耳の聞こえない両親のもとで成長していく子供
(このような境遇の人をコーダというそうです)の心の葛藤、
両親に対する反発、思春期の感情、成人、仕事を通しての
世間との繋がりが手話と言葉で巧みに表現されています。
思春期のいらだち、ろうの親に対する反発、周囲からのまなざし、
いろいろな感情が混じって成長していく子供と親子の愛情は、
どんな環境でも同じようなに豊かなもののように思います。
手話の世界を知らない私たちは、外から見ると変な世界のように言ったり、
見たりしていることが多いようですが、この映画を通して手話の世界が
とても表現豊でいろいろな会話や感情を盛り込んでいける世界ということを知りました。
手話の世界、言葉の世界、同じ世界の中にあるふたつの世界と親子の愛情に触れた
映画鑑賞でした。
皆さんも、ぜひご覧いただければ心に感じるものがあると思います。
K.K