写真デジタル化後の原本について ∼再保管・廃棄・供養の選び方∼
昔の写真やアルバムをスキャン、デジタル化後、「スキャン後の写真やアルバム、どうしよう…?」と迷ったことはありませんか?
写真やアルバムのデジタル化後の3つの選択肢「再保管」「廃棄」「供養」について、それぞれのメリットデメリット、注意点をご紹介。
1. 写真やアルバムの【再保管】
紙の写真やアルバムには、データでは伝わらない「アナログとしての良さ」があります。
見返す際の「質感」や「重み」など、手元に残すことでしか感じられない想いなどに価値を感じる人もいるのではないでしょうか。
メリット | デメリット | 注意点 |
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実物としての思い出を残せる | 保管スペースが必要 | 湿気やカビに注意(風通しのいい場所が◎) |
データが消えても再スキャンができる | 劣化のリスクが残る | 酸化で劣化しにくくするために無酸性のものに保管が必要 |
家族で見返す時間が作れる | 整理や取り出しが面倒 | 保管スペースはある程度必要 |
2. 写真やアルバムの【廃棄】
保管スペースをスッキリさせたい人や、「デジタル化したからいらないかなぁ?」という人にとっては処分は1つの選択肢です。
メリット | デメリット | 注意点 |
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保管スペースが不要 | 燃えるゴミで出すのに不安 | 感情的に「そのままゴミに出すのは抵抗がある」という人も |
データがあればまたプリントが可能 | 廃棄後、データを紛失した際に復元ができない | 自分の写真ではないものは家族内での同意が必要(特に故人) |
3. 写真やアルバムの【供養】
故人が映っていたりするととくに「そのまま捨てるのはちょっと…」と感じる人は少なくないでしょう。
そんな時は、お寺や神社での「供養」や「お焚き上げ」の選択肢があります。
メリット | デメリット | 注意点 |
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心の区切りが付けやすい | お寺や神社を探す手間がある | 時期や宗教によっては方法が異なる |
故人の品を丁寧に扱える | 供養費用が高い | 場所によっては数千~数万と費用に差があるので注意 |
結局、どの方法がいいの?
どの方法も正解です。写真やアルバムの原本をどうするかは人それぞれ。
大切なことは「自分が納得のいく方法を選ぶこと」
あなたにあうデジタル化後の整理方法が見つかると幸いです。