『年賀状じまい』
年賀状じまいとは、今後の年賀状のやり取りを辞退する最後の年賀状のことで「終活年賀状」とも呼ばれています。
やめる前年の年賀状に「今年で最後にします」といった一言を書き添え、翌年から出さないようにする方法が一般的になります。
年賀状じまいには、年賀状にかかる費用や作成の手間をなくしたり、人間関係を見直せたりといったメリットがあります。
とはいえ、年賀状じまいをするときは「年齢の節目を迎えた」「家族で話し合った」などお断りの理由と併せて、メールやLINE、SNS(ツイッターやインスタグラム)など代わりとなる連絡手段も添えるようにしてください。
年賀状じまいのデメリットとしては、 関係が薄い人との連絡手段がなくなることです。
たとえば、年賀状のみで交流している友人・知人がいる場合、年賀状じまいをきっかけに、その方との交流が絶たれてしまうかもしれません。
70代や80代のシニア世代の場合、高齢になって体力的に年賀状の準備が難しくなったり、終活の一環としてやめたりすることが多いようです。
60代で定年を迎えて、年賀状じまいを考える人もいます。
私は年齢的にまだ早いですが、今年の年賀状で年賀状じまいをしました。肩の荷が下り、少し気が楽になりました。
終活年賀状を出すタイミングに年齢などの制限はありませんが、どのようなタイミングでも、相手との関係性を考慮することが大切です。
何も言わずに年賀状を出さなくなると、相手に心配をかけるかもしれませんので、きちんとお礼と思いを伝えて終わりたいですね。