DVD/CDディスク保存について
・写真データを保存するメリット、デメリットについて
DVDとCDで保存をする際のメリットとデメリットは以下の通りです
DVD | CD | |
メリット | ・大量の写真保存ができる ・高画質の写真データ保存ができる | ・DVDよりデータ破損リスクが低い ・比較的安価 |
デメリット | ・比較的高価 ・CDと比べると繊細 | ・大量の写真保存には向かない ・高画質の写真データ保存には向かない |
DVDの最大メリットは大容量なことですが、記録容量が大きい分、CDより繊細な作りになっており、定期的にデータの確認やバックアップを行う前提で保存が必要。高画質な写真を何枚も一括で保存したい人にDVDはおすすめです
それに対してCDは容量はあまり大きくない分、こまめにデータ保存をしたい人や写真データを人と共有する際には便利だが、大量の写真データになると何枚かに分けて保存が必要となるので保管スペースが多めに必要となりかさばって邪魔に思う人もいるかもしれません
このようにDVDとCDへの保存はメリットとデメリットがあるため、ディスク保存をする際はどちらで行うのが自身にあっているかを考えてからディスクへ保存をしましょう
・保管時の3つの注意点
・高温多湿な場所を避ける
高温多湿な環境に非常に弱く、熱やカビによって簡単に再生ができなくなるそうです
特に、直射日光が当たる場所や、熱のこもった車内は数時間放置するだけでもデータが壊れることがあるので注意が必要です
あるメーカー調査結果では、温度による耐用年数も発表されており、DVD-Rの場合、室温が5度違うだけで元の耐用年数の半分以下の耐用年数になるそうで、実際には他の要因も関わっている可能性もありますが、温度、湿度ともに一定に保てる環境に保管するのを心掛けたいですね
・ケースに入れる
強い衝撃、傷やホコリでディスクが損傷すると再生できない可能性があります
ディスクは指紋が付着しないように丁寧に扱い、万が一汚れた場合は専用クリーナーなどの柔らかい布で優しく拭きましょう(拭く際はディスク中心から外周までを直線的に少しずつこする方が破損の可能性は下がります)。保管は出来ればプラスチックケースで立てて保管をした方が良いそうです
・パソコン本体など、複数の方法でバックアップしておく
ディスク耐久年数は短くて数十年、長くて約100年程度といわれていますが、実際は保管場所などの環境的な影響でより早い段階で再生できなることが多くあるそうです
物理的・科学的破損によりデータが消える可能性も否定はできないので、もしもに備えて大切なデータはパソコン本体、クラウド、他の保存媒体などにもバックアップしておいた方がより安心感はあります
※ 長期保存時
湿気の少ない涼しい場所がより望ましいとされていますが、普段楽しむディスクを冷蔵や除湿機能のある特別な保存ケース入れる場合、見ようとするたびに温度や湿度の変化にさらすこととなるのでそれは逆効果だそうです
空調のある部屋ならば直射日光の当たらない場所で黒いDVDケースに収納し、室温で保管するだけで十分に注意はできます。まずは車内放置など、極端な環境にさらさないように注意することから始めたらいいかもしれませんね
弊社ではデジタル化する際のDVDにはDVD-Rを使用させていただいております
書き換え等が出来ないディスクのため、長期保存などに適しているメディアタイプではありますが、「保管時の3つの注意点」でも記載した通り、耐久性などの問題もあるためお手元に届いた際はお気をつけてご利用ください