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ブログBLOG

コラム

『デジタル遺品の処理』(デジタル遺品No.3)

端末を相続した人が、端末の中に保存されているデジタルデータを見ても法的な問題はありません。
ロックがかかった端末を業者に依頼してロック解除してもらう場合は、相続人全員から了解を得た方がよさそうです。相続人同士で話し合いをして、トラブルのない方法で閲覧を行うようにしてください。

🟥端末のデータを全て削除してから処分🟥

● スマートフォンやガラケー、パソコンなどの端末を処分または売却する場合は、必ず全てのデータを削除して初期化する。
● 売却先の中古販売ショップなどで初期化してくれると思いがちですが、持ち主(相続人)が初期化しなければデータは消えません。
「中古で買ったスマホに前の持ち主のデータが残っていた」という問題もよくあるようです。
● 端末の初期化をしてもインターネット上でサービス契約は継続している場合があります。端末を処分することでサービス契約のアカウントやIDを知る手がかりが見つからなくなる可能性がありますので、端末のデータ削除と売却のタイミングには注意が必要です。

🟥解約手続きをする🟥

● 定額サービスは解約をしなければ支払いが続きますので早急に解約しましょう。
● ログイン方法がわかればマイページから解約や退会手続きができます。本人以外の人がアクセスできないサービスについては、運営に連絡し、事情を説明すれば対応方法を教えてくれます。

デジタル終活は、現代の情報化社会において無くてはならないものであり、今後もその重要性は高まっています。 必要な情報や希望をエンディングノート等に書いて残しておくことで、ご家族に大事な情報を伝えられ、見られたくないデータも守ることができますので、元気なうちにデジタル終活を進めていくとよいでしょう。

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