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ブログBLOG

コラム

『デジタル生前整理』(デジタル遺品No.2)

 デジタル遺品はきちんと生前に整理しておかないと、遺族にとって処理の手間がかかったり、アクセスできなかったりと「引き継ぐ側にとって重荷」になりかねません。

● 気に入らないものや失敗写真は定期的に削除する。
● 写真や動画の管理ができる、無制限にバックアップするクラウドサービスなどは本人以外のログインが規約違反になる可能性があります。
● 死後に残したい写真や動画データは、ハードディスクドライブなどに保存しておくことをおすすめします。

● 遺族や他の人に見られたくないデータだけ別個に保存しておき、複雑なパスワードをかけて開けないようにロックしておく。
● 「ロックしてあるアプリ、フォルダやファイルは絶対に見ないで削除してほしい」と念を押しておくことで、トラブルを防ぐことができます。

● エンディングノートは、いつ訪れるか分からないお別れの準備として役に立ちます。
● 自分に万が一のことがあった場合、最低限家族が知っておきたい事柄がわかりやすく確認できます。
● 毎年の誕生日や人生の節目、環境の変化などに応じて随時アップデートしておくことも大切です。

● SNS、メールアカウント、通信販売サイトをはじめ、持っているアカウントとそのパスワードを把握しておくことは、デジタル生前整理において大変重要です。
● 「サービス名」「アカウントID」「ログインに必要な登録メールアドレス」「パスワード」の4点を書き出しておくこと。
● 銀行口座、証券口座、定額サービスも大切な情報です。銀行や証券口座は相続の問題にもつながるため、必ず遺族に分かるようにしておいてください。銀行口座は名義人が死去すると、法律により口座は凍結され、解約や預金の引き出しは遺族が行うことになります。                                        
● ネット銀行やネット証券は手元に通帳などがないため、遺族でもいくつの口座があるのか分からない状態になります。あらかじめよく使う口座だけ残し、あまり使わない口座は解約しておくこともおすすめします。

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