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コラム

『遺品整理はまず「分別」から』(遺品整理No.2)

故人の遺品整理をするためにはどのような要点があるのでしょうか。
貴重品や形見など、値打ちがありそうなものは残しておくことは分かるけれど、どのように整理すべきなのか分からないという方も多いでしょう。

遺品整理をする際に気をつけておきたいことは、公的証書や重要書類などの「貴重品」と、故人が残した遺品などの「形見」を分けておくことです。

🪙「貴重品」とは、
  ● 現金、商品券、金庫
  ● 預金通帳(キャッシュカード)
  ● 印鑑(銀行印・実印)
  ● 不動産などの権利書類
  ● 有価証券
  ● クレジットカード
  ● 健康保険証
  ● 年金手帳
  ● マイナンバーカード
  ● パスポート
  ● 公共料金などの請求書や領収書
  ● その他契約書類など
これら「貴重品」は手続きを行う際に、死亡の事実を明らかにできる書類として、戸籍抄本や死亡診断書のコピー、死亡届の記載された証明書が必要になります。
できるだけ速やかに手続きをする必要がありますので、遺品整理の中でもなるべく早めに取りかかった方がよい事案です。

🪙「形見」とは、故人の思い出の品や記念の品のことです。
指輪や腕時計、ブランド品やコレクション品、骨董品など値打ちがあるものはもちろんですが、衣服や日用品などあまり価値がないものも形見に当てはまります。
これらは親族間で形見分けをして整理した方がよいものとされています。


  

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