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コラム

『遺品整理を行う時期について』(遺品整理No.1)

遺品整理とは、故人の所有物から遺産相続の対象となるものを除いたものを保管・処分・譲渡などをおこなうことです。

故人の遺品は、いつ、どのタイミングで整理をした方がいいのか悩むのではないでしょうか。
気持ちの整理がつかない状態で始める気になれない方や、早くから整理にとりかかれない事情がある方もいることでしょう。

● 「遺品整理はすぐに取りかかった方がいいのか」「それとも四十九日まで待った方がいいのか」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、遺品整理のタイミングに決まりはありません。
● 故人の家が持ち家か賃貸かで片付ける時期が変わる場合があります。
● 四十九日や一周忌、三周忌などの親族が集まる時期に遺品整理を始めるご遺族が多いようです。
● または、故人の法的手続き(年金関係、健康保険の世帯主変更手続きなど)が終わり、気持ちも落ち着いた頃から遺品整理を行うことも一般的なようです。
● 遺品整理を始める際の注意点としては、他の親族へ相談をせずに1人で遺品整理を始めてしまわないことです。親族へ相談なしに始めてしまうと、後々トラブルに発展する可能性がありますので、親族の了承をきちんと得てから進めるようにしましょう。

● 故人が賃貸で暮らしていた場合、大家さんや不動産会社に物件を引き渡さなければならないため、指定された日までに遺品整理を行う必要があります。
亡くなった月末や翌月末までに遺品整理を行うことが多いようです。
● 持ち家の場合は、まず保険や年金、公的な手続きを行う必要がありますので、すべての手続きを終えてから遺品を整理した方が良いと考えられます。手続きをする前に、先に遺品整理を行うと書類上必要な証明や印鑑、証書などを紛失してしまう恐れがあるからです。
時間に余裕がある場合は、遺品整理は後から始めても問題はありません。焦らずに進めていきましょう。

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